よいこノート

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+ '07年04月11日(水) ... 1737オフ。 +

jin_07_04_11.png (550x550..35.6kb) up+shipainter q1

黒崎先生とのやりとりは昨年末あたりに初めて「サイト見てますよー」とメールをいただいたことがキッカケではじまりました。その時はもうそりゃあもう酷い動揺っぷりで、まだ仕事中の相方さんに「どうしようどうしよう」とガンガンメールを送りまくったりしました。(ちなみにその時相方さんから来たメールの返事が「やられるまえにやれ」でした。意味がわかりません)とにかく返事を送らせていただいたあと、半分放心状態になりながら描いた絵が確かコレだったような記憶があります。その時の私がいかに動揺していたか、言葉でなく心で理解してください。 
 
その後、いろいろとメールやメッセージとかのやりとりをさせていただくようになりました。そして、先週ふとしたきっかけというかその場の勢いで「遊びましょうか!」「酒でも飲みましょうか!」という流れになり、お互いの休みも重なったので急遽日曜に六本木ヒルズでデートをすることになったのです。 
 
ちなみに相方さんは留守番です。まさに外道! 
 
 
そして新幹線で東京へ。 
到着後、待ち合わせ場所を確認後、緊張のあまりトイレに3回行きました。大丈夫だよね!おかしい格好じゃないよね!変なのは顔と頭だけだよね!と必死にいろいろチェック。 
そしたら早速靴下に穴が開いてました(右親指部分)。 
今朝おろしたばっかりの新品の靴下なのに東京上陸して5分と保ちませんでしたorz... 
 
こうして右足に爆弾を抱えることになったのですが、時間がやってきたので待ち合わせ場所へ。黒崎先生には前日にこの日の私の服装を写メールしておいたので、それを頼りに見つけていただきました。 
うわー!ほんものだー!と心臓バクバクさせながら、♪はじめましてのご挨拶。 
テンパったついでについ靴下の穴のことまで口走ってしまい、♪余計なことも紹介しようorz... 
 
 
黒崎先生は何事もハッキリテキパキこなす素敵なお姉さんでした。 
(似てませんorz...)
 
 
 
私は黒崎先生とは真逆で、物凄い人見知りで典型的な内弁慶(この場合はサイト弁慶?)タイプなので、初対面の方ましてやタイマン2人きりとかだと、私の初期動作はとんでもなく動揺orガチガチに緊張のどちらかになってしまうのですが、今回は大丈夫でした。黒崎先生はとても頼れる素敵で気さくなお姉さんという印象で、必要以上の緊張もすぐに解けました。ただ解けすぎて早速切符なくしたのですがorz... 
 
黒崎先生とお会いするに当たって「決して粗相をしないように!」と私の心の中のカズキと斗貴子さんが真赤な誓いをしていたのに、待ち合わせ場所でお会いして5分も経たないうちにこのザマです。 
 
774の心の中のカズキ「ごめん…その約束(粗相をしない)守れない…」 
774の心の中の斗貴子さん「いくらなんでも粗相早すぎるだろカズキィィィィィ!!!!!!!!」 
 
 
迂闊ってレベルじゃねーぞ!
 
 
優しい駅員さんのおかげでなんとか改札を抜け、地下鉄で六本木へ。 
今回初めてsuicaを使ったのですが、コレSUGEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!!! 
かざすだけで改札が開く!!! JRも地下鉄も乗れる!!! 
「定期入れに入れたままでも大丈夫なんですよ。」と黒崎先生はパスケースをかざして改札してました。周りの人たちをよく見るとやっぱりパスケースをかざしています。磁気が強いらしく、カバンの底に入れてそのカバンをかざしても通れるそうです。 
知らなかった!知らなかった!SUGEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!!!何て高性能なの!?流石大都会! 
それに比べて私の最寄り駅なんて無人駅だからいつも改札は開きっぱなしで素通りし放題…ってアレ?もしかしてうちのほうがある意味高性能? 
 
そしていろいろとお話しさせていただきながら六本木まで移動しました。 
自分の仕事のこととか、双方の相方さんについて、とくに変形玩具収集癖とか。 
(アレは呼吸と同じ “趣味”ではなく“生態”だと思う) 
お話を聞く限りだと相方さん同士似てるところが結構あって勝手にシンパシーを感じてしまったり。 
あとインターネットって凄いなあとも話したりしました。 
実際インターネットがなければここでこうして黒崎先生とお話しているということもなかっただろうし。 
まさかこんな日が来るなんて、ああ!サイトやっててよかった…!!! 
 
黒崎先生「774さんって普段『うんこ〜』とか言ったりしないんですね〜」 
 
……よかった…のか?……orz......
 
 
 
そういえば六本木駅で定期入れを拾いました。 
 
 
 
捨てる神あれば拾う神あり!さっき無くした新幹線の切符の代わりに定期拾ったぞ!質量保存の法則!(←なんか違う) 
駅員さんに届けたので、今頃は持ち主の元に戻っていると思います。中に名刺も入っていたから多分連絡できたはず。 
その後、改札は別の所にあるのに何故かエスカレーターに吸い込まれそうになったり、 
 
 
東京のエスカレーターの吸引力は凄いと思う。
 
 
六本木ヒルズへ到着し、ツアーの予約を入れ(桜めぐりツアーがちょうど最終日だった)、一旦渋谷へ。お昼を挟みまた六本木ヒルズツアーカウンターへ。 
 
 
ツアーチケット、しっかり保管してあります。 
 
その間、 
774「ちょっと前まで山手線は真円だと思ってた(意訳)」「山手線の内側の土地は隔離空間で異世界、中央へそ部分には結界用の石碑か何か建ってる(意訳)」 
黒崎先生「そんなわけあらへんがな(意訳)」「それ何て魔界都市?(意訳)」「踏切の存在はYO!(意訳)」 
のような話の流れになり、「山手線のへそ部分はどこなんでしょうね?今度調べてみようかなと思います」との結論に。 
 
そして六本木ヒルズツアーが始まりました。 
ガイドのお姉さんの解説を聴きながらヒルズの見所を回る45分のコースです。 
そしてツアー開始早々、 
 
 
 
      ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!    
       cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・    
                                              
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       /           ヽ、_/)ノ  ヽ‐'´            `‐、 
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      i.    /          ̄l 7  ≦   , ,ヘ 、           i 
      ,!ヘ. / ‐- 、._ 774u    |/    l イ/l/963ト、      | 
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      !_ヒ;    L(.:)_ `ー'"〈:)_,` /     ! ‐;-、   、__,._-─‐ヽ. ,.-'、 
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 i、     \:::::::::::::::..、   ̄" /         ヽ、 ー         / ゝ 
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  ヽ \     \   /                  ̄ i::::: / /  
 
石碑どころかすさまじいものが建ってたよ!!!!!!!!! 
へそすごいよへそ!!!!!!!!! 
 
 
 
 
ツアーの私にとっての一番の見所はガイドのお姉さんの後ろ歩きでした。流暢に説明をしながらこちらを向いて笑顔を絶やさず、独特のステップで他のお客さんにぶつかることなく進む進む!あまりの職人芸に感動した! もちろんそれだけではなく、ヒルズの名所を見たり、VIPしか乗れないエレベーターにすし詰めで乗ったり、桜散る中坂道を歩いたり、ツアー客しか入れない屋上庭園を見たりしました。地上45メートルの屋上庭園の中には田んぼがあったり小川があったり。なんでこんなところに。小川にはメダカが泳いでいましたが、思わずメダカの家賃はいくらなんだろうと考えてしまいました。きっとうちの家賃より高いんだろうな… 
 
 
田んぼ!畑! 
 
 
遠くにタワー。 
 
 
桜もまだちょっと咲いてました。 
 
 
ツアーもひととおり終わり、「どこか行きたいところはありますか?」と前もって黒崎先生に訊かれたときに、「(展望台とか)高いところに行きたいです」とリクエストしてたこともあり、53階大展望台「東京シティビュー」へ。 
 
 
高い! 一望! 東京タワーが並列に! 
 
 
 
 
高いよ!高いよ!高すぎてなんか建物のパースが狂って見えるよ!
 
 
「これはすごい!」と黒崎先生と2人で窓ガラスにへばりつきながら見てました。 
そういえばうちを出る前に「高いところに行きたいとリクエストしたよ」と相方さんに言ったら「バカとなんとかは高いところが好き」と呆れたように言われたのを思い出したけどキニシナイ!何故なら!その方が楽しいから! 
 
やっぱりここから見ても東京タワーは高くてでかくて存在感があって、 
「てっぺんのあんな高いところに立ってたらパピヨンコールは聞こえないよね」とか 
遠くの景色に横浜のランドマークタワーを見つけて 
「あそこで照星さんが火渡をボコって建物揺らしたんですよ」とか 
贅沢きわまりない解説をしてもらいながら眼下の景色を堪能しました。ムハー。 
 
 
 
そして展望を回っていたら、たまたま黒崎先生が一度飲みたいと思っていたお酒がイベントスペースのようなところで販売しているのを発見。せっかくなので注文してカンパイ。 
 
 
 
とにかく飲みやすかったです。クセがなく、するする飲める味なので、コレは飲み過ぎる!と思ってしまいました。あと地上250メートルで飲む酒うめぇ。 
 
 
ホントは全米吟醸の日本酒。
 
 
その後、森美術館へ。「日本美術が笑う 笑い展」を見てきました。笑いやおかしみ、ユーモアやジョークをテーマにした企画展で、縄文土器から現代アートまで様々な「笑い」が展示されていました。福々しい顔で、こっちもつられて笑ってしまうような土器のお面とか、スマイルマークのような笑いの記号みたいなのは縄文の時期からあったんだなあと感心したり、現代アートはシュールすぎるというかつきぬけすぎてるというか、表現には限界がないんだなあ、進化し続けるんだなあと思わせられたり。 
 
そんな中、一番印象に残って笑ったのは、黒崎先生もブログに書いていますが、河鍋暁斎「放屁合戦絵巻」(1886年)という巻物。長い巻物なので、一部展示で全部は特設モニタでスクロール表示されてるのですが、その名の通り、屁で合戦してる絵巻です。いやあ、これが じ つ に ひ ど い 。まず芋を煮て喰うところから始まります。兵士はふんどしどころか全裸で股間まるだし、ちんこどころか尻の穴まるみえです。そこから出てくる波動砲みたいな屁!屁!屁! 軍配持って判定する行事がいたり、あまりの臭さに倒れてるヤツがいたり、屁のしすぎで負傷した兵士を医者が診ていたり、屁が出ないよう尻穴ふさぐヤツがいたり、袋に溜めるヤツがいたり、大団扇で仰ぐけど何の役にも立たないヤツがいたり、屁どころか実弾発射してるヤツがいたり。結局勝負がつかず、サドンデスの俵吹っ飛ばし決戦に(ストIIのボーナスステージみたいなものか?)。それでも屁で吹っ飛ばされた俵が総崩れで大惨事。その後貴族のような身なりの人が尻まるだしの兵士にご褒美をあげて終わってました。 
 
 
 
あとで調べたら、放屁合戦というのは平安時代からあったらしい(実際はこんな絵巻のような大げさなモノではないが)。いつも私がヽ(・∀・)ノヽ(・∀・)ノ●ウンコー●ウンコーとかシモネタ言ってるのはこういう日本古来の伝統に基づく高尚なものなんだよ!!!(うそつけ) 
 
しかしこの巻物、屁の表現とか人の動きとかダイナミックでとても面白く、ある意味ギャグマンガ・バトルマンガ(武器が屁だけど)の原型かもしれないなあと思いながら見てました。いやあ、良い物見た。 
 
その後、順路を進んで現代美術の展示までやってきました。ビデオインスタレーションや匍匐前進するオッサン人形の群れとかいろいろ展示されていました。そして歩いていたら、壁と壁の隙間から「ブブブブブ」と妙な振動音がする。なんだろう?と思いつつその展示コーナーに行ったら、 
 
 
 
そこには元気に歩き回るアレクさんの姿が!!!
 
 
動き回る電気仕掛けのピンクの脳みそ。 
黒崎先生「アレクさん!」 
774「アレクさんなにしてはるんですか!」 
コレも展示物の一つなのですがまさかこんなピンポイントな作品を2人で見ることになるとは。 
 
その後はもう一度展望台に戻って夜の東京を見下ろしたり、高層ビルの警告灯や首都高を走る車のブレーキランプを見ながら「王蟲の群れが!」と言ってみたり、お店で生キャベツを貪りながらビールを飲んだりしました。ビールジョッキで頼んでごめんなさいorz...せめてグラスにすればよかったとか、しかも2杯も飲んじゃったとか、今思うとうわわわわわ!なこといっぱいしたような気がしますが、今は振り返らない!なぜならその方が格(ry 
 
 
キャベツうまい。蝶うまい。
 
 
 
夜の東京タワーはやっぱりよいものです。
 
 
楽しかったひとときも今はもう過ぎてゆく、ということで、帰りの新幹線の時間が近づいてきました。 
別れ際に//の巻末にサインを書いていただいたり(カタツムリのイラストつき!! ヒャッホウ!)お土産をお渡ししたり。 
武装錬金についてもっといろいろ訊けば良かった!と、あとで思いましたがそれよりも純粋に観光を楽しんでしまった感じでした。道中凄く面白かったし、ある意味ネタばかりだったり、浮かれてしまったし、楽しかったー!!! 改札まで見送っていただいたのですが、この後は5月発売予定の/Zの諸々の打ち合わせとのことでした。お忙しい中、貴重な時間裂いていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。 
 
黒崎先生、何から何まで本当にありがとうございました!夢のようなひとときでした。 
また機会があれば是非遊びたいです。 
次伺うようなことがあれば、一升瓶持って行きます!(←懲りてない) 
 
 
 
あと、ありがたいことに、黒崎先生からTシャツをいただきました。 
黒崎先生「これなら着やすいと思って」 
 
 
 
ホムンクルス幼成体Tシャツ。 
わーい!パミィ!かわいいよかわいいよパミィ! 
地元では売っているのを見たことがなかったので初めて見た! 
しかもペアでいただきました。 
相方さんの分までありがとうございました! 
 
 
 
黒崎先生「あと和月先生が、『Tシャツあげるならこっちだろう』とのことで…」 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
…やっぱりな。 
(血涙流しながら)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかもペアだと物凄い破壊力です。 
 
本当に、本当にありがとうございました。
 
(やっぱり血涙流しながら)。
 
 
 
※オマケ 
 
バックプリント。実物見ると凄い存在感。 
背中に蝶々を!


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